Nvidia、第2四半期の収益で$46.7Bの売上高を記録、時間外取引で株価は3%下落

主なポイント

• Nvidiaは2026会計年度第2四半期に売上高467億ドル、1株当たり利益（EPS）1.05ドルを計上し、データセンター売上411億ドルが牽引して前年比56%増となった。
• 時間外取引で株価は3%下落した一方、BitcoinはNvidiaの決算との正の相関が過去にあったにもかかわらず、約112,000ドル付近で横ばいだった。

Nvidiaは水曜日の引け後に2026会計年度第2四半期の決算を発表し、売上高467億ドル、調整後1株当たり利益1.05ドルを計上した。この結果は予想通りで、前年同期比56%の増加となった。

好調な決算にもかかわらず、Yahoo FinanceのデータによるとNvidia株は時間外取引で約3%下落した。同社は2026会計年度第3四半期の売上高を540億ドル（±2%）と見込んでおり、これは前年同期比51%の成長となる。

Nvidiaのデータセンター部門は引き続き好調で、売上高は411億ドルとなり、前年比56%増加した。Blackwellアーキテクチャは主要顧客に広がり、ネットワーキング収益は前年からほぼ倍増した。また、同社は今四半期に中国へのH20チップの販売がなかったことも明らかにし、米国の輸出規制の影響を強調した。

Nvidiaは株主還元も強化し、四半期中に97億ドル相当の自社株買いと2億4400万ドルの現金配当を実施した。8月26日には、追加で600億ドルの自社株買い（期限なし）が取締役会で承認された。

Bitcoinは決算発表後、112,000ドル付近で横ばいとなり、発表前の一時的な下落から回復した。CoinDeskの同日レポートによると、2023年初頭以降、Nvidiaの決算発表のうち10回中7回でBTCは上昇している。今後数日間、トレーダーはNvidiaの好調な決算にBitcoinが反応するかどうか注視するだろう。