7100万ドル相当のWBTCが盗まれた事件 事件から6日目で仮想通貨に動き
7100万ドル相当の仮想通貨が盗まれた事件で、犯人が資金を動かし始めた。5月3日、ある投資家が約7100万ドル相当のラップドビットコイン(WBTC)を偽ウォレットアドレスに送金し、ウォレット詐欺の被害に遭った。
いわゆるウォレットポイズニングと呼ばれる詐欺で、類似の英数字を持つ偽ウォレットアドレスを作成し、詐欺師は被害者のアカウントに小額の取引を行った。多くの投資家と同様に、被害者はアドレスの最初と最後の数文字を照合して確認し、自身の資産の97%をこの偽アドレスに送金した。
ハッカーは盗んだ仮想通貨をイーサリアム(ETH)に交換することが多く、プライバシープロトコルであるトルネードキャッシュを介して資金を引き出すのが容易になる。このハッカーも例外ではなく、1155WBTCを約2万3000ETHに即座に交換したが、6日間犯人のウォレットから動きはなかった。
5月8日、ブロックチェーン調査会社ペックシールドは、盗まれた資金の一部が洗浄されていることに気づいた。詐欺師は盗んだ資金を複数の部分に分割し、複数の仮想通貨ウォレットに送金を開始した。
詐欺師は約400の仮想通貨ウォレットを使用し、盗まれた資金の追跡可能性を減らそうとした。最終的に、問題の資金は150以上のウォレットに行き渡った。しかし、盗まれた資金は今もなお追跡可能だ。
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