米上院議員2人、仮想通貨を通じた麻薬密輸の取り締まりをバイデン政権に圧力

CNNによると、民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員と共和党のビル・キャシディ上院議員の2人の米国上院議員は、バイデン政権に対し、麻薬カルテルがフェンタニル（麻薬）の密輸に仮想通貨を使用していることに対抗するため、さらなる措置を講じるよう求めている。麻薬取締局とホワイトハウスに宛てた新たな書簡の中で、両上院議員は、フェンタニル取引における仮想通貨の役割に対処するために政府がとった「具体的な行動」と、政府が成功を測るためにどのような指標を使用しているかについての情報を求めた。 バイデン政権は昨年、フェンタニルの収益を追跡し傍受するため、連邦政府機関全体にわたる法執行機関、情報収集、マネーロンダリング対策機能を含む複数の取り組みを発表した。しかし今、ウォーレンとキャシディは、これらの取り組みがどのような進歩を遂げたのか、政権がどのような障害に直面しているのか、そして議会が助けるために何ができるのかを知りたいと考えている。上院議員らは、仮想通貨が致死性フェンタニルの取引をいかにあおっているかについて「継続的な懸念」を表明した。