ビットコインは7万1000ドル前後で推移 価格のブレイクアウトとなるか
ビットコイン(BTC)は、3つの異なる時間枠での平均価格が狭いレンジに収束していることから、重要な価格の岐路に近づいている可能性がある。
リアルビジョンのチーム仮想通貨アナリストであるジェイミー・クッツ氏は 6月4日のX投稿で 、ビットコインの短期的な平均価格が5%のレンジ内に収束していることを指摘し、「3月以来の価格の動きの後、私の退屈なビットコイントレンドモデルが作動した」と述べた。
6月4日、単純移動平均線(SMA)が5日、30日、50日の3つの時間枠で収束していることが示された。これらの期間すべてが6万5000ドルから6万8239ドルのレンジに収まっている。このことは、トレーダーにとって長期間の低ボラティリティを示し、通常は潜在的なブレイクアウトへの期待を高めるが、同時に価格のリトレースメントも引き起こす可能性がある。
トレーディングビューの移動平均指標 によれば、ビットコインは現在「強い買い」とされている。この指標はSMAと指数平滑移動平均線(EMA)の両方を考慮に入れており、EMAは最近の価格により高く重みを置く指標だ。
コインマーケットキャップのデータ によると、ビットコインは現在3つのSMAを上回る7万840ドルで取引されている。
移動平均線を上回る取引はトレーダーにとって好ましいサインであり、価格が下落した場合、移動平均線がビットコインの新たなサポートレベルとして機能する可能性があることを示唆している。
同日、ビットコインは一時的に7万1040ドルに達し、その後すぐに反落した。これはトレーダーが史上最高値の7万3679ドルに向かうための次のステップとして注目している重要な価格だ。
一方、過去30日間でビットコインは6万ドルの重要なサポートレベルを維持している。しかし、7万2000ドルには届かず、5月21日に7万1946ドルでピークを迎えた。
価格のブレイクアウト方向が不確実である一方、クッツ氏は2024年第1四半期に「破綻の危機に瀕している」米国の銀行の数が大幅に増加したことを改めて強調した。
5月29日、連邦預金保険公社(FDIC)は、破綻のリスクが高い預金機関を追跡する「問題銀行リスト」に載っている銀行の数が2024年第1四半期に21%増加し、63行に達したと 報告した 。
2023年3月にシグネチャーバンク、シルバーゲートバンク、シリコンバレーバンクの3行が破綻した後、ビットコインの価格は9日間で35%上昇し、2万7050ドルに達した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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