レンジ上抜けもまもなくか 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)・ソラナ
ビットコイン価格分析
ビットコインは6月4日にシンメトリカル・トライアングルパターンを上抜けた。これは、買い手に有利な方向に不確実性が解消されたことを示している。
20日指数移動平均(68,135ドル)が徐々に上昇し始めており、相対力指数(RSI)はプラスゾーンにあるため、強気派が優位に立っている。BTC/USDTペアは73,777ドルに向かって上昇する可能性があり、これは強力な抵抗となるだろう。
価格が73,777ドルから急落する場合、レンジ相場が数日間延びる可能性がある。一方、73,777ドルを上抜けると、8万ドルと8万8000ドルへの上昇の道が開かれる。
イーサ価格分析
イーサ(ETH)は3,730ドル付近の重要なサポート付近の狭い範囲で取引されており、強気派がこのレベルを守っているが、強力な反発を開始できていない。
価格が下落して20日EMA(3,652ドル)を下回る場合、強気派が諦めたことを示唆する。それによって50日単純移動平均(3,310ドル)および最終的には2,850ドルへの下落を開始する可能性がある。
逆に、現在のレベルから価格が力強く跳ね上がる場合、強気派による積極的な買いを示唆する。4,100ドルを上抜けてクローズすることで、上昇トレンドの再開を示唆する。ETH/USDTペアはその後、4,868ドルに急上昇する可能性がある。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は6月3日に162ドルのブレイクアウトレベルから上昇した。強気派がこのレベルをサポートに転換しようとしていることを示している。
20日EMA(166ドル)は徐々に上昇しており、RSIはプラス圏にあるため、強気派が主導権を握っていることを示している。SOL/USDTペアは189ドルに達し、その後205ドルの上方抵抗に達する可能性がある。
この強気の見方は、価格が下落して50日SMA(155ドル)を下回ると無効になる。ペアはその後140ドルに下落し、強気派が下落を食い止めようとするだろう。
XRP価格分析
XRPは数日間移動平均に張り付いており、これは次の方向性の動きについて不確実性を示している。
強気派は価格を0.57ドルの上方抵抗に押し上げようとする。この障壁を突破してクローズすることで、上昇三角形パターンが完成し、0.68ドルのパターンターゲットへの上昇が始まる可能性がある。
これに反して、価格が下落してサポートラインを下回る場合、強気の設定が無効になる。それはXRP/USDTペアを0.46ドルの重要なサポートに沈める可能性がある。このレベルからの反発は、ペアが0.46ドルから0.57ドルの範囲内にとどまる可能性があることを示唆する。
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