仮想通貨マイニング企業ライオット ビットコイン半減期で収益が43%減
ビットコイン(BTC)マイニング企業のライオットプラットフォームズは、5月に215BTCを生産し、前月比で43%減少した。
この収益減少は、4月20日に行われたビットコインの半減期によるもので、マイニング報酬が3.125BTCに半減されたことが直接の原因だ。
この減少を予測して、ライオットは半減期後のビットコイン生産を維持するためにインフラのアップグレードを事前に 計画していた 。
5月には、ライオットはテキサス州コルシカナに新しいビットコインマイニング施設を立ち上げ、3.1エクサハッシュ/秒(EH/s)を追加し、ライオットの自社マイニング能力を14.7 EH/sに引き上げた。これは前月比で17%の増加となる。
このマイニング施設は現在100メガワット(MW)で稼働しており、最終的には完全に開発されると1ギガワット(1000 MW)にスケールアップする予定だ。
ライオットは2024年末までに総ハッシュレート能力を31 EH/s、2025年までに41EH/sにすることを目指している。このために、同社はマイクロBTとの長期購入契約を締結し、新しい施設向けに3万3280台のマイナーを注文した。
5月28日、ライオットプラットフォームズは競合他社であるビットファームズをその株価に対して大幅なプレミアムで 買収する提案を発表した 。提案時点で、ライオットはすでにビットファームズの最大の株主であり、9.25%の株式を保有していた。この買収提案には現金と普通株式の組み合わせが含まれており、株主に対して9億5,000万ドルの株式価値を提供し、これはビットファームズの1ヶ月間の平均株価に対して24%のプレミアムとなる。提案は、ビットファームズの経営陣が新しいCEOを探している移行期に行われた。
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