経営戦略見直し：仮想通貨関連企業Bakktが売却や分割を検討し将来の方向性を模索

米インターコンチネンタル取引所傘下の仮想通貨関連企業Bakktが、会社の将来について重要な選択肢に直面している。
内部関係者によれば、同社は現在、売却や分割の可能性を含む様々な戦略を検討しているとのことだ。

Bakktが売却や分割を検討か

Bakktの身売りの可能性があるとブルームバーグが報じている。
同社は、市場でのパフォーマンスが振るわず、株価は2024年初頭の最高値の約59ドル(約9,245円)から現在の約19ドル(約2,977円)まで急落している。

さらに、2024年2月には現金不足により事業継続が危ぶまれる状況に陥ると、規制当局から1億5000万ドル(約235億円)の資金調達の承認を得て、なんとか事業を維持している。
このような現状に対して同社のCEO兼社長であるアンディ・メイン氏は、2023年の収益が7億8000万ドル(約1,222億円)に達し、バランスシートの強化に成功したと述べた。

しかし、Bakktは2021年の株式市場上場以来、8四半期連続で損失を計上しており、株価も下落し続けている。
そして売却や分割、または現行の体制を維持するかという重要な岐路に立たされており、同社の将来については今後の取締役会の判断が待たれる。
CEOのメイン氏は、2024年の収益目標を数十億ドルと予測して楽観的な姿勢を示しているが、実際の業績がどうなるか今後の展開に注目したい。

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この記事はCointelegraphの「New York Stock Exchange-backed Bakkt considers sale — Report」を参考にして作られています。