香港の仮想通貨取引プラットフォーム「AAX」崩壊の主犯が、2億800万香港ドルに上る金を受け取って20か月間逃亡した後に逮捕された。

仮想通貨取引プラットフォーム「AAX」は、2022年11月中旬以降、システムメンテナンスとアップデートのため運営を停止している。香港法執行当局の捜査の結果、300人以上の顧客が1億香港ドル近い資産を引き出していないことが判明した。フェイクニュースを送信した疑いがあり、違法な手段でプラットフォームが閉鎖され、主犯はすでに仮想通貨ウォレットと秘密鍵を持って香港から逃亡していた。さらなる捜査の結果、警官らは事件に関与した39歳の地元男性を特定し、関連する仮想通貨取引プラットフォームを管理していた疑いがあると明らかにした。男は2022年11月に香港を出国し、昨日（18日）香港に入国した際に逮捕された。逮捕された男は「窃盗」の罪１件で仮起訴されており、この事件は明日（２０日）午前中に東部治安裁判所で審理される予定だ。 7月19日の時点で、法執行当局は890人の被害者から報告を受けており、被害額は総額2億800万香港ドルに達している。 (東部ネットワーク)