ロビンフッドの第3四半期の暗号通貨取引量が144億ドルに増加、昨年の2倍以上

手数料無料の証券会社であるロビンフッド（ティッカー: HOOD）は、水曜日の午後に第3四半期の収益を報告しました。これにより、取引量が年間を通じて減少しているにもかかわらず、小売トレーダーの暗号通貨への関心が続いていることが示されました。

暗号通貨の取引量は前年同期比で112%増の144億ドルに達し、株式の取引量は65%増の2,862億ドルとなりました。しかし、暗号通貨の取引量は今年の第2四半期の215億ドルおよび第1四半期の360億ドルから減少しています。

ロビンフッドの取引ベースの収益は前年から72%増の3億1,900万ドルとなり、暗号通貨取引が6,100万ドル（165%増）、オプション取引が2億200万ドル（63%増）、株式が3,700万ドル（37%増）をもたらしました。増収にもかかわらず、暗号通貨の収益は前四半期の8,100万ドルから減少しました。

同社のカストディ資産（AUC）は、継続的な純預金と株式および暗号通貨の評価額の増加により、前年同期比で76%増の1,522億ドルに達しました。AUCには、ユーザーアカウントに保有されているすべての株式、オプション、暗号通貨および現金の総価値から、ユーザーが負っている債権を差し引いたものが含まれます。

「第3四半期は、前年同期比で36%の収益成長を達成し、その大部分を最終利益に反映させた強力な四半期でした」とCFOのジェイソン・ワーニック氏は述べました。「2024年には、もう1年の利益成長を達成することを目標に掲げており、収益とEPSの両方で過去の年間記録をすでに破ったことに興奮しています。」

今月初め、ロビンフッドは、プラットフォームの高度な取引ツールの展開を背景に、ビットコインとイーサリアムのサポートを先物商品に拡大することを確認しました。そして今週、同社はユーザーが米国大統領選挙の結果に賭けることができるイベント契約を導入しました。