LastPassの脅威アクターが40以上の被害者アドレスから540万ドルの暗号通貨を流出：ZachXBT

ブロックチェーン探偵のZachXBTによると、「LastPass脅威アクター」として特定された攻撃者による最新の攻撃で、40以上のウォレットアドレスから推定536万ドルが暗号通貨で盗まれました。

「盗まれた資金はETHに交換され、イーサリアムからビットコインへの様々な即時交換所に転送されました」とZachXBTはTelegramグループメッセージで書きました。

このセキュリティ侵害は、パスワードマネージャーサービスLastPassの2022年のハッキング事件に起因するとされています。これらの事件では、攻撃者が顧客の鍵、APIトークン、MFAシードを含む膨大な量のデータを盗みました。

LastPassからの顧客の機密データの盗難は、すでに2回の暗号通貨ハッキングにつながっており、ZachXBTが特定したものです。1回目は2023年10月に440万ドルを盗み、2回目は今年2月に620万ドル以上の損失をもたらしました。

「これを十分に強調することはできませんが、もしあなたがシードフレーズや鍵をLastPassに保存したことがあると思うなら、すぐに暗号資産を移行してください」とZachXBTは昨年Xの投稿で書きました。