LINE、アジアでのWeb3普及を促進するためにTelegramスタイルのDappsを導入

アジア最大級のメッセージングアプリの一つであるLINEのWeb3ベンチャー、LINE NEXTは本日、LINEモバイルメッセンジャーを通じてアクセス可能な最初のDappsを発表し、アジアでの大規模なWeb3の普及を目指しています。

Mini Dappsと名付けられたこれらのアプリケーションは、ゲーム、ソーシャルメディアサービス、その他のWeb3対応コンテンツを含んでいます。これらのアプリケーションは、LINE NEXTが韓国で最も使用されているメッセージングプラットフォームであるKakaoと共同で立ち上げたLayer 1ブロックチェーン、Kaiaによって支えられています。

この技術大手は、LINEユーザーがDappsを探索し、NFTなどの資産を取引するのを助けるために構築されたプラットフォームであるDapp Portalと共にMini Dappsを立ち上げました。

LINEの最初のDappsには、同名の人気日本漫画に基づいたゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」や、健康とウェルネスのDappであるSuperzが含まれています。LINE NEXTは声明で、今年中に1,000以上のDappsを立ち上げることを目指していると述べました。

昨年、Telegramはプラットフォーム上でDappsを成功裏に立ち上げました。TONブロックチェーンベースのゲームは、Telegram上でNotcoinやHamster Kombatのように非常に人気が高まり、ネットワークのユーザーベースをわずか1年で400万人から1億2800万人に増加させました。

「Web3サービスの真の普及は、そのアクセスのしやすさと使いやすさにかかっています」とLINE NEXTのCEOであるYoungsu Koは声明で述べました。「LINEメッセンジャーに基づくMini Dappsは、アジアでの初の大規模なWeb3ユーザー採用事例となるでしょう。」 

LINEは日本、台湾、タイで支配的なメッセージングプラットフォームであり、2024年の報告書によれば、世界中で約2億人のユーザーがいると推定されています。