テザー社、米ドルステーブルコイン「USDT」をビットコインエコシステムに統合へ
テザー社がUSDTのビットコイン統合を計画
ステーブルコイン発行企業テザー(Tether)社が、自社が発行する米ドル建てステーブルコイン「USDT」をビットコインのベースレイヤ(L1)およびレイヤー2プロトコルのライトニングネットワーク(Lightning Network:LN)に統合する計画を1月30日に発表した。
この取り組みは、ビットコインネットワーク上のステーブルコインと他の資産との相互運用性を可能にするネットワーク「タップルートアセッツ(Taproot Assets)」によりサポートされるという。
同ネットワークは、ライトニングネットワーク関連企業のライトニングラボ(Lightning Labs)が開発している。
なお現在「USDT」は、アバランチ(Avalanche)、イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)、リキッドネットワーク(Liquid Network)、コスモス(Cosmos)、テゾス(Tezos)、トロン(Tron)、ニア(Near)、ポルカドット(Polkadot Asset Hub)、セロ(Celo)、トン(Ton)、アルゴランド(Algorand)、イオス(EOS)、オムニレイヤー(OmniLayer)、ビットコインキャッシュSLP(BCH-SLP)、クサマネットワーク(Kusama Network)、アプトス(Aptos)に対応している。
ただしクサマ、ビットコインキャッシュ、オムニ、アルゴランド、イオスについては、新規発行が終了している。
Tether 🧡 Bitcoin
— Tether (@Tether_to) January 30, 2025
Tether Brings USDt to Bitcoin’s Lightning Network, Ushering in a New Era of Unstoppable Technology
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参考: テザー社
画像:iStocks/atdigit
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この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
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記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
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