Semler Scientificが最大5億ドルの証券発行枠を申請、ビットコイン追加購入を含む資金調達へ
Semler ScientificがBTC追加購入へ
米ナスダック上場企業の医療機器メーカーであるセムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の追加購入等を目的に、最大5億ドル(約714億円)の有価証券を随時発行・販売可能とする登録届出書を4月16日付で米証券取引委員会(SEC)に提出した。
提出書類によれば、セムラー社は債券、普通株式、ユニット、ワラントなどを対象に最大5億ドルの調達枠を設けるとのこと。また、セムラーサイエンティフィックはアット・ザ・マーケット(ATM)オファリング契約に基づき、最大5億ドル相当の普通株式を随時市場で販売する可能性があると明記した。
なお発行される各種証券の具体的な条件や販売方法は記載されていない。
このATMオファリングは、株式の追加オファリングの一種であり、上場企業が時間をかけて資本を調達するために利用する手法だ。上場企業が新規発行した株式または既に所有している株式を、指定された証券会社を通じて、現行の市場価格で二次取引市場に段階的に売却する。
なお、セムラーサイエンティフィックが最後にBTCの追加購入を報告したのは今年2月4日である。同社は1月11日から2月3日の間に約8,850万ドル(約135億円)で871BTCを取得しており、1BTCあたりの取得額は約10万1,616ドル(約1,556万円)とのこと。また、2月3日時点で同社のBTC保有数は3,192BTCとなった。
参考: SEC
画像:PIXTA
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この記事の著者・インタビューイ
一本寿和
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
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