BTCは揉み合い継続 関税交渉巡り米中の主張が相違【ビットバンク仮想通貨分析】
24日のビットコイン(BTC)円は1344万1224円から取引が始まった。東京時間は材料待ちとなり弱地合いに推移すると、中国外務省報道官が米中貿易戦争を巡って米国と交渉を行っていないと表明したことで、終盤には1310万円近辺まで水準を下げた。ただ、これに対してトランプ米大統領が中国と会合を開いたと主張したことで、海外時間からは買い戻しが入った。また、米国株相場はこの日も貿易摩擦緩和期待から続伸した他、米クリーブランド連銀のハマック総裁が6月までに政策を調整する可能性に言及したことで米金利が低下し、BTC相場の下支えとなり、米国時間も小確りと推移。引け後には1340万円を回復し、終値は1344万3999円と、東京時間の下げ幅を完全に奪回した。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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