ビットコイン 時価総額2兆ドルを固めるか 仮想通貨アナリストが重要ラインの攻防を指摘
ビットコイン(BTC)は現在、拡大の局面にあるとする見方が強まっている。アナリストのFilbfilb氏は「ここまで強気に見える相場は久しぶりだ」と最新の見解を Xで述べた 。同氏によれば、BTC/USDは現在、重要なサポートの攻防にある。
10万ドル攻防は「今回も例外ではない」
今月急騰を見せたビットコインは現在、10万ドル超の価格帯で保ち合いに入っている。価格変動はやや荒く、不規則な動きを示している。
Filbfilb氏は、単なる10万ドルの再奪還ではなく、より広い視野が必要だと指摘。「いまビットコインが対峙しているのは単なる10万ドルではなく、2兆ドルという節目だ」と同氏はXで語った。
TradingViewのデータ によると、ビットコインの時価総額は2兆ドルの節目をレジスタンスからサポートへと転換しようとしている。
この攻防が続く一方で、ビットコインの市場支配率(ドミナンス)は徐々に低下しており、一部ではアルトコインの反発が近いとの見方も出ている。
Filbfilb氏は、最大のアルトコインであるイーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)のペアについてもコメント。ETH/BTCが0.03を回復すれば、トレンドに変化が見られるだろうと述べた。この水準が最後にみられたのは2月初旬以来となる。
また同氏は、10万ドルという心理的節目の持つ意味合いについても言及。「1ドルや100ドルといった区切りの良い数字は、多くの資産において節目となる」と述べた。
「長期にわたるレジスタンスを超え、ショートポジションを焼き払った後、80%水準まで戻し、そこから再拡大の局面を迎える。今回も例外ではないと思っている」
BTC/USDは4月に一時7万5000ドル付近まで下落したが、オンチェーン指標はその直後に反転シグナルを示していた。中でも「ハッシュリボン」指標は希少な「買い」サインを点灯させていた。
強気相場の兆候続く
Filbfilb氏は、現状の一時的な調整はさらなる高値更新への布石と見る。「正直、馬鹿げてるくらい強気だ。チャートを引きで見るほど、その異常さがわかる」と語る。
短期的には10万ドルを下回る調整もあり得るが、目先のターゲットは12万ドル、さらに6月には15万ドル超を見込む声もある。
「短期的に10万ドル割れがあっても不思議ではないが、ここまで強気に見えるビットコインは本当に久しぶりだ」
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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