「ビットコイン2025」カンファレンス 政治と自由を巡る議論が活発に JD・バンス副大統領が登壇
米ネバダ州ラスベガスで開催された「ビットコイン2025」カンファレンスには、世界各国から業界リーダー、政治家、カリスマ的な人物らが集結し、ビットコインを中心とした自身の見解を語った。仮想通貨全般についても触れられたが、議論の主役はあくまでビットコインだった。
今回のイベントで最大の注目を集めたのは、米国副大統領のJD・バンス氏だ。 今回の講演 では「ビットコイナーたちが政治により深く関与すべきだ」と訴え、2026年の米中間選挙においてビットコイナーが影響を与える可能性に言及した。
ビットコインは地政学的資産 ── 米国のバンス副大統領、ビットコインコミュニティに政治関与を呼びかけ
「自由」を掲げるスピーチが相次ぐ
「自由」というキーワードを数多くの登壇者が繰り返し言及した。ストラテジー共同創業者のマイケル・セイラー氏は、自身の講演「富を築く21の方法」の中でこの言葉を3回以上口にし、さらに恩赦により約4カ月前に釈放されたシルクロード創設者のロス・ウルブリヒト氏も、自由と分散化をテーマに支持者へ語りかけた。
「私たちには自由が必要であり、それを守る手段が分散化だという点で一致できるなら、私たちは団結できる。私のために皆さんがそうしてくれたように、お互いを支え合うことができる」とウルブリヒト氏は語った。彼はビットコイン支持者たちの支援が自身の釈放に繋がったと述べている。
仮想通貨規制と政策への関心が集中
2024年のビットコインカンファレンスでトランプ大統領が登壇して以降、米国内の仮想通貨系イベントでは、規制や法制度に対する関心が一層高まっている。今回の会議でも、規制や政策が投資家の収益に与える影響が大きく取り上げられた。
米証券取引委員会(SEC)の中でも仮想通貨に理解のあるヘスター・ピアース氏は、ポール・アトキンス委員長の下での今後の展望について 語った 。さらに、米議会上院のシンシア・ルミス議員や、下院のブライアン・スタイル議員、バイロン・ドナルズ議員、トム・エマー議員らがパネルに登壇し、デジタル資産の市場構造およびステーブルコインに関する法整備の進展について議論した。
スタイル議員は「市場構造とステーブルコインに関する2つの重要法案が現実味を帯びてきた今、その変革の大きさを人々に理解してほしいと思い、登壇した」とコインテレグラフに 語った 。
大統領の仮想通貨アドバイザーであるボー・ハインズ氏とデイビッド・サックス氏は、現政権を代表して登壇し、トランプ氏のビットコインに対する姿勢を解説。米国が国家レベルでビットコイン準備の可能性を探る中、サックス氏は「財政に中立な形」で仮想通貨を取得する方法もあると 述べた 。
米国以外からも複数の人物が登壇し、ビットコイン採用拡大に関する発表を行った。パナマ市のマイヤー・ミズラチ市長は、パナマ運河を通過する船舶にビットコイン支払を導入する アイデアを披露 。英国のリフォームUK党のナイジェル・ファラージ党首は、次期総選挙に向けた仮想通貨による献金の受け入れ開始を 表明した 。パキスタンの仮想通貨評議会の代表は、同国が国家としてのビットコイン準備金確立に向けて動いていることを 明らかにした 。
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