米CFTCは、SECの「プロジェクト・クリプト」を補完するクリプト・スプリント・プログラムの開始を発表した。

商品先物取引委員会（CFTC）のキャロライン・D・ファム委員長代理は本日、CFTCが大統領デジタル資産市場タスクフォース報告書の勧告の実施を開始するため、暗号資産スプリントを開始すると発表した。「CFTCは、米国を世界の暗号資産の中心地にするというトランプ大統領のビジョンの実現に精力的に取り組んでいます」とファム委員長代理は述べた。「SECのポール・アトキンス委員長およびヘスター・ピアース委員と緊密に協力し、プロジェクト・クリプトを推進していきます。今こそ、規制の透明性を確保し、デジタル資産市場におけるイノベーションを促進することで、暗号資産の黄金時代を築くという政権の公約を実現することができます。」CFTCは1月以降、初の暗号資産CEOフォーラムを開催し、時代遅れの職員勧告を撤回し、米国および海外における暗号資産およびデジタル資産のイノベーターや起業家のための規制の透明性を高めることを目的とした新たなガイダンスを発行した。CFTCは、デジタル資産市場におけるパイロットプログラムについて議論し、業界のトークン化イニシアチブにオブザーバーとして参加してきた。米国商品先物取引委員会（CFTC）は最近、仮想通貨市場における2つのイノベーション、24時間365日取引とパーペチュアルデリバティブに関するパブリックコメント期間を終了しました。パーペチュアルデリバティブは4月からCFTC登録指定契約市場（DCM）で取引可能となっており、24時間365日取引は5月から開始されています。