XRP(XRP)の価格は、7月18日に記録した8年ぶりの高値3.66ドルから22%下落し、2.72ドルまで下げた後、現在は3ドル前後まで回復している。
人気アルトコインはすでに天井をつけたのか、それともさらなる上昇が控えているのか。
マクロ視点では依然強気
アナリストのXForceGlobal氏によれば、日足チャートではXRPは対称トライアングルの中で保ち合いを形成しており、次の強気の衝撃波に備えている可能性があるという。
「XRPのサイクル目標は依然として20ドルだ」と、同氏は X投稿で述べた 。
価格は依然として心理的節目である4ドル付近で強い抵抗を抱えているものの、「この事実はマクロ的な強気見通しを損なうものではない」と分析し、XRPはここから2つのシナリオをたどる可能性があると付け加えた。
1つ目のシナリオでは、今回の調整は過去のサイクルでも見られたパターンと同様で、価格が一時的に下落した後に大規模なブレイクアウトを迎えるという。
解説の中でXForceGlobal氏は、1月16日に3.40ドルをつけた後にほぼ50%下落し、その後の上昇で3.66ドルまで戻して再テストしたことを指摘した。今回の下落もまた売却期の一部であり、その後に「最も強力な上昇局面のひとつ」が控えていると強調した。
2つ目のシナリオでは、XRPの分配が第1波と第2波の間のフラットな局面を完了させ、その後「巨大な」第3波上昇へとつながる可能性がある。
「本質的に、最も確度が高いと考える2つのシナリオがあるが、大きな上昇局面は目前だと思う。下方向への大きな売りシグナルは見られない」と同氏は述べた。
両方のシナリオに基づけば、XRPの価格目標は19ドルから30ドルの範囲になるという。
トライアングルのブレイクアウトは4ドルを目標
トレーディングビューのデータによると、現在XRPは日足ローソク足チャート上で対称トライアングルの中で取引されている。
強気派がブレイクアウトを確認するためには、価格がトライアングルの上限である3ドルを日足終値で上抜ける必要がある。その後の主要な抵抗は8年ぶりの高値3.66ドルであり、ここを突破すれば上昇トレンドの継続が期待される。
対称トライアングルからのターゲットは4ドルで、現在の水準から34%の上昇となる。
ベテラントレーダーのマシュー・ディクソン氏も X投稿 で「対称トライアングルの解釈は、XRPの大局観を考えると理にかなっている」と述べた。
同氏が添付したチャートでは、トライアングル内の保ち合いは第3波と第4波の間の分配局面であり、その後に第5波の大きな上昇が4ドルを目指すと示唆していた。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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