Streamexが1億ドル相当のゴールドトークン販売を発表後、20%上昇

Streamex Corp.の株価は月曜日に20%以上上昇しました。同社が認定投資家および機関投資家を対象とした新しい金担保型ステーブルコイン「GLDY」を発表したことが背景です。

同社によると、GLDYトークンは投資家に現物の金へのエクスポージャーを提供しつつ、最大年率4%の利回りを金のオンス単位で直接支払う仕組みを備えています。

Streamexはまた、最初のオファリングに自社資本500万ドルを拠出することを約束しており、市場の関心次第では総発行額が10億ドルに達する可能性があると述べています。

同社の声明によれば、GLDY保有者への利回りは、Monetary Metalsとのパートナーシップによる金リース契約から生み出されます。

Streamexの共同創設者兼CEOであるHenry McPhie氏は、このプロジェクトが金投資の新しい見方を反映していると述べました。

「GLDYのローンチは、投資家が現物の金にアクセスし、その恩恵を受ける方法における大きな進化を示しています。これまで金を保有するために費用がかかっていたのが、今では金を保有することで報酬を得られるようになりました」とMcPhie氏は述べています。

Streamexは、この商品が「資本保全、流動性、そしてオンス単位での利回り」を提供することを目指しており、安定性とコモディティ分散を求める機関投資家のポートフォリオ向けであることを強調しました。

この開発は、Streamexが以前にBioSigと提携し、7月に11億ドルを調達して金担保型資産に特化したオンチェーン財務事業を立ち上げたことに続くものです。

また、この動きは暗号資産企業が分散化のために金に注目するという広範なトレンドとも一致しています。

6月にはTetherがカナダの金ロイヤルティ企業Elemental Altus Royaltiesの32%の株式を取得し、その後も金のサプライチェーン全体で追加のパートナーシップを模索しています。