21Sharesが修正目論見書を提出、XRPスポットETFのカウントダウンが始まる
21SharesによるXRPスポットETFのカウントダウンが始まる
スイスに拠点を置く資産運用会社の 21Shares (21シェアーズ)は、修正目論見書を提出した事で、SECによるXRPスポットETFの承認に向けて20日間のカウントダウンを開始させた。
資産運用会社の21Sharesは2025年11月7日(金曜日)、米国証券法第8条(a)に基づく20日間の承認期間を有効にする修正目論見書を 提出 。米国証券法に基づき、SECの介入がない場合、このETFは20日後に自動的に有効になる。これにより、米国でのXRPスポットETF(上場投資信託)の承認に向けたカウントダウンが正式に始まった。このETFはXRPのパフォーマンスに連動することを目指しており、 Cboe (シカゴ・オプション取引所)のBZX取引所にティッカーシンボルTOXRで上場される予定だ。
同じく資産運用を手掛ける Canary Capital (カナリー・キャピタル)のXRP ETFもカウントダウンに入り、ティッカーシンボルXRPCで取引される可能性がある。これらの動きは、SEC https://www.sec.gov/ (米国証券取引委員会)による承認の可能性に向けた大きな一歩であり、XRPコミュニティに新たな楽観的な見方をもたらしている。
SECが延期や修正要求しない限り20日後には自動的に有効に
ブルームバーグETFアナリストのエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏によって今回のカウントダウンが指摘され、同士はXへの投稿で以下のように投稿した。
21Shares just dropped an 8(a) for their spot XRP ETF.. 20 day clock in effect.. pic.twitter.com/YqnC5cJDni
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) November 7, 2025
21Shares がスポットXRP ETFの8(a)を廃止しました。20日間の制限が適用されます。
8(a)条項は、SECが介入して延期または修正を要求しない限り、登録届出書は20日後に自動的に有効になると規定されている。修正された申請書では「修正の延期」に関する文言が削除されており、発効までのカウントダウンが始まったことを意味する。そのため、SECが20日以内に行動を起こさない場合、申請書は自動的に有効となり、ファンドの立ち上げへの道が開かれることとなる。
この手続きは、他のXRP ETF発行予定企業も実施しており、米国初のスポットXRP ETFを市場に投入するための資産運用会社間の競争が激化していることを示唆している。
カナリー・キャピタル、XRP ETFレースに参入
21Sharesの申請は、カナリー・キャピタル・グループによる同様の動きに続くもので、カナリー・キャピタル・グループもXRP ETFの申請を20日間のカウントダウン期間内に開始した。
カナリー・キャピタルはSNSへの投稿で、投資家に対し「準備を整えてください」と呼びかけ、カナリーXRP ETF(XRPC)は「間もなく登場」すると述べている。提案されているETFは、XRPCのティッカーシンボルでナスダックで取引され、XRPはジェミニ・トラスト・カンパニーとビットゴー・トラスト・カンパニーによって保管される。
カナリー・キャピタルは、10月下旬にライトコイン(Litecoin/LTC)とヘデラ(Hedera/HBAR)の米国スポットETFを初めて立ち上げ、XRPを含む他の仮想通貨ETFの承認の可能性に対する投資家の信頼を強めた後、このレースに参入している。また、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)、Bitwise(ビットワイズ)など、他の資産運用会社もSECに最新の書類を提出しており、まもなく上場する準備が整っている。
市場参加者は、米国で承認されたスポットXRP ETFは、従来の投資家に規制されたチャネルを通じてXRPへのエクスポージャーを提供し、流動性と普及を促進する可能性があると指摘。20日間のカウントダウンが迫る中、仮想通貨コミュニティは引き続き注視している。
SECが延期命令を出さなければ、21Shares XRP ETFはまもなく、米国で拡大を続けるデジタル資産投資商品のラインナップに最新のものとなる可能性がある。
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