アナリスト：悪質なウイルスSparkKittyがウォレットのニーモニックを盗む事例を確認、中国および東南アジアのユーザーが主な標的

Odaily Planet Dailyによると、サイバーセキュリティ企業のカスペルスキーは「SparkKitty」と呼ばれる新種のマルウェアを発見しました。このウイルスはiOSおよびAndroidデバイス上のアプリケーションに感染し、ユーザーのフォトアルバムからすべての画像を盗み出して、暗号資産ウォレットのニーモニックフレーズのスクリーンショットを探し出すことを目的としています。カスペルスキーのアナリストによれば、これらの悪意あるアプリは主に暗号資産関連で、App Store上の暗号情報追跡アプリ「币 coin」や、Google Playで1万回以上ダウンロードされている「暗号資産取引機能付き」メッセージングアプリSOEXなどが含まれています。研究者は、SparkKittyは今年1月に発見されたSparkCatマルウェアと同じ出所であると考えており、両者には類似した特徴が見られます。このマルウェアは少なくとも2024年初頭から活動しており、主に東南アジアや中国のユーザーを標的としていますが、技術的にはどの地域のユーザーも攻撃可能です。カスペルスキーはGoogleに通知し、関連アプリはアプリストアから削除されました。（Cointelegraph）