日付: 2025年9月9日(火)| 06:40 AM GMT
仮想通貨市場は、Ethereum(ETH)が$4,300レベル付近での強さを示し、直近高値の$4,953からの調整後も回復力を見せていることから、堅調な動きを見せています。この勢いを受けて、いくつかのアルトコインが強気の可能性を示しており、Raydium(RAY)も注目を集めているトークンの一つです。
現在、RAYは再びグリーンゾーンで取引されており、さらに重要なのは、そのチャート構造が今後さらなる上昇の可能性を示唆していることです。

ハーモニックパターンが上昇の可能性を示唆
日足チャートでは、RAYがベアリッシュ・バタフライ・ハーモニックパターンを形成しています。その名称とは裏腹に、このセットアップはCDレッグで強気の継続となることが多く、特に価格がポテンシャルリバーサルゾーン(PRZ)に向かう際に顕著です。
このパターンはX点($4.11)から始まり、Aまで下落し、Bまで反発、その後C($3.14付近)まで再び調整しました。そこからRAYは回復を始め、現在は$3.40付近で取引されています。

重要なテクニカル要素として、RAYは50日移動平均線($3.23)を再び上回り、これを強力なサポートに転換しました。これは強気継続のシグナルを強めるものです。
RAYの今後の展開は?
もし強気派が50日移動平均線($3.23)を守ることができれば、RAYは$4.39(1.272フィボナッチ・エクステンション)から$4.74(1.618エクステンション)のPRZゾーンまでさらに上昇する可能性があります。これらのフィボナッチターゲットはバタフライパターンの完成ゾーンを示し、トークンの次なる上昇目標となります。
しかし、50日移動平均線を上回って維持できなければ、この強気セットアップは無効となり、$3.14のサポート領域の再テストが視野に入ります。