東証上場のメタプラネットの株価が6日に10%急騰した。ビットコイン価格の回復と米国の関連株上昇が好感された。

東証上場のメタプラネットの株価は6日、ビットコイン(BTC)や米国株式市場の回復を受けて大幅に上昇した。

同社の株価は前日比10.26%高の516円で取引を終えた。前日の15%高に続く連騰となっている。

この日の取引高は約5751万株に達し、通常の約2倍という活況を呈した。

ビットコイン価格上昇との連動

今回の株価急騰の主な要因は、暗号資産(仮想通貨)市場全体の力強い回復にある。

ビットコイン価格は9万2000ドルを突破し、重要なテクニカルラインを上抜けた。市場心理が改善したことで、買いが優勢となっている。

報道によると、米国がベネズエラのビットコイン資産を戦略的準備金に組み込む可能性があるとの観測が浮上した。これが市場の起爆剤となり、投資家の期待感を高めているようだ。

この動きは、国レベルでのBTC採用が進むとの見方を強めている。

米国の株式市場でも、ストラテジーなどの関連銘柄が軒並み上昇した。

メタプラネットの株価動向は、こうした米国の仮想通貨関連株やビットコイン価格と強い相関関係にある。

日本の投資家にとっても、同社株はデジタル資産への重要なエクスポージャーとなっている。

BTC保有量の拡大を推進

メタプラネットは「アジア最大のビットコイン財務企業」としての地位を固めている。

現在の保有量は3万5102BTCに達し、その評価額は約37億8000万ドル規模だ。同社は、2026年末までに保有量を10万BTCまで拡大する野心的な目標を掲げている。

また、同社は資本効率の向上を目指し、最大750億円規模の自社株買い枠を設定した。

サイモン・ゲロビッチCEOは、この施策が株主価値の最大化につながると説明。BTC利回りの向上と、純資産倍率(mNAV)の維持を重視する姿勢だ。

同社は最近も4億5100万ドル相当のビットコインを追加購入している。

積極的な蓄積戦略とオプション取引による収益化モデルは、米ストラテジーの手法を踏襲したものだ。

市場アナリストは、今後もビットコインの価格動向が同社株の主要なドライバーになると見ている。