GBP/USDは、FRBの独立性への懸念から「アメリカ売り」取引が再燃し、上昇
英ポンド(GBP)は、米連邦準備制度(Fed)の独立性への脅威を受けてトレーダーがリスク回避姿勢を強める中、月曜日に反発しました。英国では経済指標の発表が少ないため、注目は地政学的な動向と、米ドル(USD)に移っています。「Sell America」トレードが再び活発化し、米ドルは軟化し続けています。記事執筆時点で、GBP/USDは1.3473で取引されており、0.55%上昇しています。
政治的圧力が連邦準備制度に影響を与え、米ドルが下落する中でポンドが反発
週末、Fed議長のJerome Powellは声明を発表し、ビデオで「米中央銀行は司法省から大陪審の召喚状を受け取り、刑事告発の脅威を受けている」とコメントしました。彼はこの動きについて「政府の脅しや継続的な圧力という広い文脈で捉えるべきだ」と述べ、「刑事告発の脅威は、連邦準備制度が大統領の意向に従うのではなく、国民の利益にかなうとの最善の判断に基づいて金利を設定していることの結果だ」と加えました。
その結果、米ドル指数(DXY)に示されるように、グリーンバックは急落しました。DXYは米ドルの6通貨に対する価値を測る指標で、0.35%下落し98.79となっています。
米大統領Donald Trumpは中央銀行に対する調査について一切知らなかったと否定していますが、彼は期待していた金利引き下げが実現しなかったことで、Powell議長に一貫して圧力をかけてきました。
一方、英国では、財務大臣Rachel Reevesが11月に予算案を発表して以降、財政的・政治的リスクの低下がポンドの追い風になっていると一部アナリストは指摘しています。
トレーダーは木曜日に発表される英国の国内総生産(GDP)統計や、来週の雇用統計に注目しており、これらがイングランド銀行の今後の方針を左右する可能性があります。
GBP/USD価格予想:テクニカル見通し
GBP/USDは、3日ぶり高値の1.3485に達し、相対力指数(RSI)も強気圏を維持していることから、強気の勢いで急騰しています。
ペアが1.3500を超えれば、年初来高値の1.3567、さらには1.3600のテストに向けて道が開けます。逆に、1.3400を下回ると200日SMAの1.3386が意識されるでしょう。
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