メタプラネット株、東京で14%急騰 ビットコイン財務戦略に投資家注目
クイックブレイクダウン
- Metaplanetの株価は東京で14%以上急騰し、Bitcoinに特化した財務戦略への投資家の関心が再燃したことが要因となっています。
- 同社は円建ての金融商品でBTCの蓄積資金を調達しており、低コストの資本と通貨安の恩恵を受けています。
- アナリストは、過去のBTC利回りの強さと、Bitcoinの蓄積および価格上昇に紐づく長期的な上昇余地を強調しています。
Metaplanetの株価は急騰し、東京の寄り付きで14.53%上昇。これは、同社のBitcoin中心の財務戦略と、日本の通貨安へのエクスポージャーに対する投資家の関心が高まっていることによる上昇を継続しています。
この上昇は、Bitcoinアナリストであり暗号資産財務投資家のAdam Livingston氏のコメントを受けたもので、彼はMetaplanetが円建ての資金調達を利用してBitcoinを蓄積していることを強調しました。Livingston氏によると、同社は価値が下落し続ける円に連動した商品を発行しつつ、米ドル建てで世界的に価格がつく資産を保有することで拡大する通貨ギャップの恩恵を受けています。
Metaplanetは東京市場の取引開始時点で14.53%上昇。
減価する円建てで将来的に公開優先株発行予定、資本コストは4.9%…
今後もこのような日が何度も訪れるでしょう。
LET’S GO. pic.twitter.com/VVY9Kly0wr
— Adam Livingston (@AdamBLiv) 2026年1月5日
Bitcoin財務戦略への注目の高まり
Metaplanetは、固定クーポン付きの永続優先株を含む円建て商品を通じてBitcoinの購入資金を調達しています。日本円の下落が続く中、実質的な資本コストは時間の経過とともに低下し、Bitcoin蓄積効果が一層高まります。同社が報告する資本コストは約4.9%で、さらに公開優先株の追加発行が予定されています。
2025年、Metaplanetは記録したBitcoin利回りは568.2%となり、これは同社の比較的小規模なバランスシートと初期段階の財務拡大が一因とされています。同社は2027年末までに210,000BTCの保有を目標としており、世界でも最も積極的な企業Bitcoin蓄積者の一社となることを目指しています。
長期予測と市場の議論
アナリストが提示した市場予測によると、仮にBitcoinの利回りが大幅に低下した場合でも、Bitcoinが過去の複利成長率で拡大し続ければ、同社の戦略は複数年にわたり大きなリターンをもたらす可能性があります。Bitcoin利回り75%、年間価格成長30%を前提としたシナリオモデルでは、今後10年でバランスシートが指数関数的に拡大することが示されていますが、アナリストはこうした前提が長期間続く可能性は低いと警告しています。
また、Strategy(旧MicroStrategy)との比較もなされており、同社は米ドル建て資金調達による企業Bitcoin財務モデルの先駆けです。アナリストによれば、Bitcoin価格が上昇し流動性が低下するにつれて、同様の蓄積レベルの再現はますます困難になるとのことです。
一方、MetaplanetはBitcoin財務戦略を強化するため、追加で取得した103BTC(評価額17億3600万円相当)を取得しました。購入時の平均価格は1BTCあたり1685万円でした。
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