GBP/JPYは数年来の高値から離れ、様々な要因の中で211.00以上を維持
GBP/JPYは水曜日に2日連続で下落に転じ、前日に付けた2008年8月以来の高値である212.15付近から離れています。ただし、スポット価格はその後の売りが続かず、現在は211.20付近で推移しており、日中で0.10%余りの下落となっています。
日本銀行(BoJ)のタカ派的な見通しを背景に、地政学的リスクの高まりから、安全資産である日本円(JPY)が政府の介入懸念を受けて買われ、GBP/JPYの上値を抑える要因となっています。実際、BoJの上田和夫総裁は月曜日、経済や物価の動向が予測通りに進めば、中央銀行は今後も利上げを続けると述べました。
一方、地政学的緊張は、米国がベネズエラに対し地上攻撃を開始したことで一層高まっています。加えて、米国大統領ドナルド・トランプは、コロンビアやメキシコも犯罪組織や地域の不安定化への対策として、米軍事行動の対象となる可能性を公然と示唆しました。さらにホワイトハウスは火曜日、トランプがグリーンランドの取得について選択肢を検討していると発表しました。
しかし、JPY強気派は、次回のBoJ利上げの時期に対する不透明感や日本の財政状況への懸念から、積極的なポジションを控える可能性があります。一方、英ポンド(GBP)は、米ドル(USD)の軟化と、今年中にイングランド銀行(BoE)によるさらなる積極的な金融緩和期待の後退に支えられています。これにより、GBP/JPYの下支えとなる可能性があります。
市場を大きく動かすような経済指標発表がない中、基調としては下値での押し目買いが出やすい環境にあり、弱気トレーダーは慎重になるべき状況です。したがって、GBP/JPYが短期的に天井を打ち、顕著な調整局面入りを確認するためには、強い売りが継続するのを待つのが賢明でしょう。
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